有限と微小のパン (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2001年11月15日発売)
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本棚登録 : 7194
感想 : 524
5

S&Mシリーズ最終巻、めちゃ分厚い!
読み応えあるなぁと思いながら本を開くと、あっという間に読み終わっちゃった。

今回は色んな意味で騙された…
全ては装飾に過ぎない。
トリックが壮大で、謎解きを読んでてもありえなく無い?って思った。

真賀田四季博士が再登場し、萌絵たちを翻弄していた。
ただただ凄い。存在感が文面からも伝わってくる。
塙社長も天才だとあったけれど、真賀田博士に圧倒されて最後はフィードアウトして行った感があった。

これでS&Mシリーズは最後だけれども。
もっと萌絵の心理面での安定や二人の恋愛面での進展を見たい。
面白かったから、まだまだ続いて欲しかった!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内ミステリー
感想投稿日 : 2021年4月11日
読了日 : 2021年4月11日
本棚登録日 : 2021年4月11日

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