リーピチープという勇敢なネズミに感動した。ここまで信念を貫き、夢を追うことに命を懸けたのはあっぱれ。彼が主役で間違い無し!
他にも増してファンタジーな世界が炸裂した本巻。
後半の航海の模様は本当に最高。
前の王の悪政に終止符を打ったカスピアン。
悪政の中で、東の海に流刑となった父の信頼した人たちの行方、最期を知る為、ある意味で弔いの旅に出発する。
今回はルーシィ、エドマンド、2人のいとこであるユースチスの3名が、海と船の絵画に吸い込まれナルニアにワープして船旅に参加することになる。
旅の中でドラゴンや魔法使い、モンスターや小人、不思議な力を持った星の人が登場する。星が地上に休みに降りて来るという表現に感動したし、想像という読書の醍醐味を満喫できたことも嬉しい。
どこか階級社会を匂わせるイギリスの物語というのも、また感慨深く、威厳や残酷さが入り混じる内容だった。
相変わらずアスランは最強すぎる。
読了。
読む順番については、とあるサイトの記事で、作者自身が発売順ではなく物語内の時系列順で読むことを薦めていることを紹介されていた。
というわけで、発売準ではなく、この順番で読もうと思う。
①魔術師のおい
②ライオンと魔女③馬と少年
④カスピアン王子のつのぶえ
⑤朝びらき丸 東の海へ(本作)
⑥銀のいす
⑦さいごの戦い
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年11月15日
- 読了日 : 2022年11月15日
- 本棚登録日 : 2021年12月22日
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