人には人の事情がある。
空いてる電車で2歳くらいの子供とお母さんが並んで座っていたが、混んできたのを察知して子供を自分の膝に乗せて1席空けた。そこに座りたそうにしていた男子学生は他に空席があることに気付き、席を空けたままにした。ところが、その直後に女子学生がラッキーとばかりにその席に座ってしまった。
そんな状況を目の当たりにした私はずっとモヤモヤしていた。女子学生の鈍感さにイライラしていた。
でもこの本を読んで気付いた。私が女子学生に声を掛ければよかった。「その席に座りたいなら、近い私の席に座って。私は少し離れた空いてる席に座るから」と。そうすればお母さんは開いた隣の席に子供を座らせることができるし、女子学生は多分私の席の方が気にいるはす。だって私の席は端っこだったから。でもこういうことって咄嗟には思いつかないから、難しいのよね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年1月19日
- 読了日 : 2024年1月19日
- 本棚登録日 : 2024年1月19日
みんなの感想をみる