ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社 (2008年9月3日発売)
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世の中を震撼させた「バチスタ・スキャンダル」から9か月後。医者や看護師達が浮かれていた東城大学医学部付属病院の忘年会後、小児科看護師の浜田小夜と如月翔子は、城崎と名乗る男に「迦陵頻伽」と呼ばれる有名な歌手・水落冴子のライブに誘われる。だがライブ中に冴子が大量吐血する事態が起き、冴子は翔子らの判断で田口公平が当直を務める神経内科病棟のVIP病室・通称「ドァ・トゥ・ヘブン」に入院することに。
一方、小児科には牧村瑞人と佐々木アツシが網膜芽細胞腫を患い入院していた。その二人のメンタル面を危惧した看護師長の猫田は、田口にメンタルケアを依頼。かくして猫田と藤原の差配によって小児科患者限定の不定愁訴外来が開設された。だが同じ頃、瑞人の父親が無残な形で惨殺される事件が発生する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 医療小説
感想投稿日 : 2018年6月17日
読了日 : 2017年6月12日
本棚登録日 : 2017年6月12日

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