トッドのソ連崩壊予言本。収録されている当時の書評には挑戦的と書かれていたが、読んでみて挑戦的と感じた指摘は特になかった(断定口調ではあったが)。逆にいえば、トッドの指摘が現代では主流であるということなのかもと思ったり。1976にここまで分析できているのは凄い。欧米の存在そのものが脅威だったというソ連側の視点は初めてだったし、衛星諸国との関係も面白かった。いつか現在の研究結果と読み比べてトッドがした分析を検証してみるのも良さそう 2021/4/30
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- 感想投稿日 : 2022年3月23日
- 読了日 : 2022年3月23日
- 本棚登録日 : 2022年3月23日
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