爽やかで誰も傷つけない優しい裏切り方。
何話か読む内に作者のパターンが読めてくるかと思いきや、結局裏をかかれる。
表題の「賢者の贈り物」始め、
「桃源郷のはかなき客」
「緑のドア」
「春の献立表」が特に好き。
一編が短く、さくさく読める割に19世紀後半のアメリカ都市の空気感を味わえ、それぞれ見事なオチまで用意されている。
読後の清涼感、優しい気持ちは一読に値する。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月14日
- 読了日 : 2022年8月14日
- 本棚登録日 : 2022年8月14日
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