何となくタイトルに惹かれ読んでみたが、今ひとつスッキリしない警察小説だった。
波山暑の刑事・本宮は捜査一課の女性若手刑事・平原優子とコンビを組み、市議会議員の殺人事件を捜査するが…
捜査の過程で次々と繋がりが明らかになる人間関係。本宮自身もその輪の中に巻き込まれるというのはする都合が良すぎるかな。
バブル前後の天国と地獄、家族崩壊と殺人事件。メインの材料は揃い、様々な調味料を使ったが、味が決まらなかった、という感じの作品だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2016年5月6日
- 読了日 : 2016年5月6日
- 本棚登録日 : 2016年5月6日
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