本と鍵の季節

著者 :
  • 集英社 (2018年12月14日発売)
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本棚登録 : 4839
感想 : 581
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「図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全6遍。」(帯のことば)

日常の謎を解く連作短編集。気がつくとグイグイ読んでしまってました。高校生ふたりが主人公ですが、ビターというか暗い部分があって、お話的には少し重めだったりも。
開かずの金庫の謎、「絶対に」というひとことから導き出される推理!隠しておきたいことまで言葉の違和感から解いてしまう…それが幸か不幸か。

背が高くて顔がいい皮肉屋の松倉詩門と僕(堀川次郎)ふたりの距離感が程良いです。続き読みたい!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月2日
読了日 : 2021年5月2日
本棚登録日 : 2021年4月30日

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