子どもがその場で即興で話しているようなストーリーの脈絡の無さ、結末のあっけなさ、それでもお話しとしてちゃんと面白い、それらの具合が絶妙。相手の心を斟酌しない子ども独特の天衣無縫さが揺さぶりをかけてきます。訳者があとがきで「生理と心理の断絶」と表現している。こんな話しを書ける作者はすごい。
自分はこの挿絵が怖く感じる。本を手にとるのにちょっと勇気がいるので★3つ。インパクトがあるという意味で★5つかも。
頭が固くなったなーと思うときたまに読みたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵の多い本
- 感想投稿日 : 2011年12月14日
- 読了日 : 2011年12月14日
- 本棚登録日 : 2011年11月28日
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