珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 宝島社 (2015年2月5日発売)
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コーヒーはいいですよね、喫茶店も。私、現在コーヒーを控え気味でして、この本にはコーヒー豆バンバン挽いて、飲んで、蘊蓄語りまくる、を期待していましたが、今回のお話はコーヒーちょっと控えめでした。
短編5+1編から構成されており、過去作に登場した人など、いろんな視点で語られていきます。珈琲店タレーラン創業者の大叔母さまも登場して、楽しく読みました。
美星さんの、一休さん的コーヒー豆挽き&推理もでてきます。今回は、ミルの引出しを開けてニオイを嗅いでからの決めゼリフ。あぁ~、強烈にいいニオイでしょうね。
私も手動ミルを使っていますが、焙煎度合いや水分量の関係か、やたらに力が必要なことが多くて、考えるどころじゃないです。美星さんがコーヒー豆を挽いて一休さんになれるのは、ミルがいいのか、豆の物性が安定しているのか。確かに、気持ちよく挽けたら、なんにも考えてなくても「たいへんよく挽けました」と言いたくなりますね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月13日
- 読了日 : 2024年2月8日
- 本棚登録日 : 2024年2月5日
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