輝くもの天より墜ち (ハヤカワ文庫 SF テ 3-6)

  • 早川書房 (2007年7月25日発売)
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本棚登録 : 352
感想 : 29
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登場人物紹介が冒頭になくて、人があまりにも多すぎて前半把握するのが大変だった。

後半は天体ショーから展開される怒涛の事件の波に引き込まれた。SFは、舞台を宇宙に添えたミステリーなのか、と改めて思ったり。

ダニエル人の積極性が、失われた星の人たちに影響を及ぼしたものと無関係ではないのでは、とも思わせるラスト。
そして優しく残酷なエイリアン。一思いに死ぬのと、親しい人と別れを告げる時間を設けるのと、どっちが残酷か。考えさせられるミステリーだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年7月28日
読了日 : 2021年7月28日
本棚登録日 : 2021年7月4日

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