登場人物紹介が冒頭になくて、人があまりにも多すぎて前半把握するのが大変だった。
後半は天体ショーから展開される怒涛の事件の波に引き込まれた。SFは、舞台を宇宙に添えたミステリーなのか、と改めて思ったり。
ダニエル人の積極性が、失われた星の人たちに影響を及ぼしたものと無関係ではないのでは、とも思わせるラスト。
そして優しく残酷なエイリアン。一思いに死ぬのと、親しい人と別れを告げる時間を設けるのと、どっちが残酷か。考えさせられるミステリーだった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年7月28日
- 読了日 : 2021年7月28日
- 本棚登録日 : 2021年7月4日
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