表紙の猫の絵にドキリ!この絵の猫にそっくりの地域猫を引き取ったことがあります。公園猫で、いろんな人に、いろんな名前で、呼ばれていました。公園の、小川の中で倒れているのを見つけ、獣医さんに連れていった時、「お名前は?」ときかれ、迷ったあげく、「ポン」と名付けました。
ポンは、元気になると、何度ももとの公園や、あちこちに家出してしまい、そのたび首輪に付けた家の電話番号でお呼び出しされ、引き取りに行っていました。
町田尚子さんの絵は、リアルで表情豊かで、しかも、とても可愛らしい。
主人公の猫は、名前のついた猫達が羨ましくて、自分も名前が欲しくなります。
お寺の猫に、自分で自分の好きな名前をつければいい、と言われ、すきな なまえ。すきな なまえ。と、町を歩きながら、さがします。
のらねこ。
きたないねこ。
へんなねこ。
そんなのは なまえじゃない。
こら!
あっちいけ!
しっしっ!
そんなのは なまえじゃない。
雨のなか、出会った子ども。
ほしかったのは、なまえじゃないんだ。
と、気づく猫。
ラストシーン、よかったね。優しい気持ちでいっぱいになります。
かわいい猫が、たくさん出てきて、猫好きには、たまりません!おそばやさんの つきみ っていうねこが、とってもかわいかった♡
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年8月16日
- 読了日 : 2021年8月24日
- 本棚登録日 : 2021年8月12日
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コメント 6件
りまのさんのコメント
2021/08/17
yukiko223さんのコメント
2021/08/26
りまのさんのコメント
2021/08/26
yukiko223さんのコメント
2021/08/26
りまのさんのコメント
2021/08/26
yukiko223さんのコメント
2021/08/26