苦しみとは何か、苦しみを生み出す原因は何か、苦しみから解放されるにはどうすれば良いか、これらが本書では非常に合理的に説明されていた。
理知を用いて合理的に考え抜かれた末の結論が、理知を捨てることだということが、とても印象的だった。
私自身、まだ理知(概念)から解放される涅槃には全く至っていないが、概念というものに支配されている”自分”を認識することができた点が、この本から得られた大きな学びだった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年8月1日
- 読了日 : 2023年8月1日
- 本棚登録日 : 2023年8月1日
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