掟上今日子の備忘録

著者 :
  • 講談社 (2014年10月15日発売)
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本棚登録 : 4005
感想 : 342
5

西尾作品で初のドラマ作品になった、去年放送してたやつですね
放送される前に読みたかったんですが、取り寄せてもらったので、読めたのは1週か2週観てしまってからだったと思います。

貧乏学生なので、学校の書店の1割引きは大事。

ドラマを観たので、そっちとの比較をしながら書いていきたいと思います

まず、
●キャスト。

今日子さん=ガッキー
厄介=岡田将生
の2人に絞りましょう

幕間ちゃん役の方も好きだけど
ガッキーに関しては、ガッキーとしてのイメージが強過ぎて、途中までコスプレしたガッキーにしか見えなかったっす。我が家の共通意見。

で、「もし別の人がやるとしたら誰がいいか」を家族会議したら
5年後の能年玲奈
という結論が出ました。基本ドラマ見ないから、女優をそもそもそんなに知らないんだけどね
3次元で白髪を似合わせるのが、そもそも難しいと思う


さて、ガッキーには色々言いましたが岡田くんね。
彼はほんとはまり役!厄介の情けない感じがすごく出てた!
CMとかで見かけても、しばらく「厄介」にしか見えないぐらいに。
唯一何か言うとしたら、小説では厄介くんは「大男」と表現されるんだけど、岡田くんだと「長身」だよね。モデル体型だよね。
似た点を言うと
今日子さんは小説では「小柄」と書かれてるけど、ガッキーもすらっとしてるよね。

ふむ、忠実に再現するならやっぱアニメだな


●ドラマと小説の設定の違い
ネタバレしない範囲で
ドラマ観た立場→小説読んだ立場
で書いていきます。理由は後ほど

・サンドグラス(探偵斡旋事務所)が無い
 →小説では、以前にも今日子さんに依頼したことがある前提。厄介が直接掟上探偵事務所に依頼する

・1クールに収めるため、今日子さん失踪のオリジナル展開の後終了
→続くよ!
この巻は徹夜回までなんだけど、今日子さんからの大胆アプローチが…!「わぁーーっ?」ってなりました

あとは上にも通じるけど
・ドラマ内で回収できる伏線しかはらない(天井除く)
→過去の事件とか、今後の展開とか気になりますね!


●総括
ドラマは1クールで収めようというのが見えましたね。
あと、サンドグラスは小説のいいフォローになってたかも。朝目覚めてからの今日子さんの行動とか、ドラマの方が自然な感じしたかも。あと、厄介との関係性の変化とかが、よりわかりやすかったかも
今日子さんは、小説の方が不遜。素敵。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2019年10月13日
読了日 : 2015年10月1日
本棚登録日 : 2016年10月16日

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