背の眼 下 (幻冬舎文庫 み 11-2)

著者 :
  • 幻冬舎 (2007年10月4日発売)
3.54
  • (128)
  • (422)
  • (467)
  • (73)
  • (8)
本棚登録 : 3280
感想 : 294
2

途中おばぁさんじゃなくあの気さくな感じのいい宿の主人が自殺に追い込んだまではミステリーでしたね!
後半の真相は人間しかならないであろう精神病。

なんとも言えない人間の脆さや目に見えない恐怖。医者にも治せない病気、精神病院ってこんなんばかりなのか?と恐怖
でも他人事でもないんやろなーと思えるような話もあったり
天狗にまつわる話や悪魔祓いなどといった非現実的で納得しきれない話の知識?を知れたことには
話とは別でスッキリ笑

ラストのラストでホラー要素は残してある
それも心の支えになるよーなホラー要素で良き。

何もかも人間が生み出すサンブツなんだから
奥深いね。
2時間ドラマって感じで楽しめる

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年3月13日
読了日 : 2022年3月13日
本棚登録日 : 2022年2月26日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする