「毒親」の正体 ――精神科医の診察室から ((新潮新書))

著者 :
  • 新潮社 (2018年3月15日発売)
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感想 : 58

毒親と決めつけただけでは解決できない。その先の解決方法、手段を紹介してくれる良書。
反抗期が無かった子供は、親が反抗に耐えられないと感じていて、親が安定した場所を作ってくれなかったから、いつまでも親に親らしさを求めて心理的な自立ができない点、納得。親の状況を客観的に理解し、自分の過去の立場を悲しみ、あきらめることが大人になる一歩だと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月30日
読了日 : 2021年5月30日
本棚登録日 : 2021年5月30日

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