ピノッキオの冒険 (岩波少年文庫 77)

  • 岩波書店 (2000年12月18日発売)
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本棚登録 : 159
感想 : 17
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 まず、破茶滅茶な話に驚いた。
ピノッキオは、木ぎれの状態から話し出す。
そして本能のままに行動し、ちっとも学習しないから、痛い目に何度もあう。
 これって本当に子ども向けの話なのだろうか?
そう思いながら読んでいてわかった。
滅茶苦茶だ、と思うのは大人になってしまったからなのではないか、と。
 冒険に正しいとか、正しくないとかはなく、どんな体験をして、どんな気持ちになるのかを知ることが冒険なのだ。

 読後、NHK100分de名著のサイト記事を読んだ。
当時のイタリア国内の状況を知ると、味わいが多面的になった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 973
感想投稿日 : 2024年2月22日
読了日 : 2024年2月22日
本棚登録日 : 2024年2月22日

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