まず、破茶滅茶な話に驚いた。
ピノッキオは、木ぎれの状態から話し出す。
そして本能のままに行動し、ちっとも学習しないから、痛い目に何度もあう。
これって本当に子ども向けの話なのだろうか?
そう思いながら読んでいてわかった。
滅茶苦茶だ、と思うのは大人になってしまったからなのではないか、と。
冒険に正しいとか、正しくないとかはなく、どんな体験をして、どんな気持ちになるのかを知ることが冒険なのだ。
読後、NHK100分de名著のサイト記事を読んだ。
当時のイタリア国内の状況を知ると、味わいが多面的になった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月22日
- 読了日 : 2024年2月22日
- 本棚登録日 : 2024年2月22日
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