短編やエッセイは好きだったが、初めて村上春樹さんの長編(?)作品を読んだ(海辺のカフカとノルウェイの森は挫折した経験あり)。登場人物がとても魅力的。深夜のファミレスやラブホを舞台にしているのもよかった。夜の独特の時間が間延びしたような感覚を思い起こさせる。
第三者視点での、無機質な部屋で姉が眠ってる様子の描写がわたしには苦痛だった。これが長く続くと挫折したくなるが章で視点が切り替わるのでよかった。自分は会話やその人がどんな人かを想像できる要素の描写が好きみたい(タカナシのローファットの牛乳とかお洒落で関心してしまう)。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年2月22日
- 読了日 : 2023年2月22日
- 本棚登録日 : 2023年2月22日
みんなの感想をみる