偉大な父である森鴎外の末っ子類。
勉強が苦手で、芸術分野でもなかなか花開くことがない。
彼の苦悩は分かる気もするけど、結局はお坊ちゃまで何不自由なく暮らしているし…と、なかなか共感は出来なかった。
しかし、明治~昭和と時代は激変し、家族もその中でもがいていくあたりから、物語に引きこまれていった。家族をしっかり支える奥様の美穂さんが素敵。
それにしても、類が平成まで存命であったことにビックリした。
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- 感想投稿日 : 2023年8月4日
- 読了日 : 2023年8月4日
- 本棚登録日 : 2023年8月4日
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