2020年2月15日読了。安田均が「ドイツゲーム」と呼称する名作ボードゲーム6点と、70年代から2002年当時までのドイツでの賞レースを中心としたボードゲームの隆盛・デザイナーたちの動きを紹介・解説する本。カリスマゲームデザイナーの動向が注目され、大人はパブで酒を飲みながら、家庭でも子供と一緒に洒落たボードゲームをプレイするドイツの文化とはなんと懐が深いのか、とうらやましくなってくる…。人生ゲームとせいぜいモノポリーしかボードゲームを知らない日本が貧しく感じられる。相当(と、いうか日本で一番)各ゲームをやり込んでいるであろう氏によるルールの絶妙さやプレーの傾向などの解説も非常に面白く楽しめるが、とにかくこれらのゲームをやってみないことにはわからんよな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2020年2月16日
- 読了日 : 2020年2月15日
- 本棚登録日 : 2020年2月15日
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