2020年1月2日読了。ミュージシャン岡村靖幸が「純愛とはなにか?」について各界の識者をインタビューする2004年の対談本。自身が純愛についてインタビューを受け語りまくる本、はイメージしやすいものの、これだけ下調べ・準備した上で各界の権威に疑問をぶつけに行く、とは並の人間ではできないことだ…。さすが岡村ちゃん。結局、「純愛とはなにか?」については分からないままだということも面白いが、巻末の岡村ちゃん自身へのラストインタビューでの彼の気づきの数々が面白い、インタビュアーの能力に目覚めたというところこの後の「結婚への道」に続いているようで興味深い。識者たちの中では、2番めのスワッピング主催者カップルの話が簡単には消化しきれない示唆に富んでいてとても印象に残った。
読書状況:読み終わった
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2020年1月2日
- 読了日 : 2020年1月2日
- 本棚登録日 : 2020年1月2日
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