宮崎駿全書

著者 :
  • フィルムアート社 (2006年3月1日発売)
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10月30日読了。宮崎作品自体の分析のみならず、各作品の製作に関わったスタッフ、現場の状況、公開当時の世相や主だった批評など非常に多面的に論じており、とても面白い。「全書」とうたうだけはある。公開当時のマスコミ関係の批評というものはいかに上っ面しか見ていないか、がわかるというものだ。スタジオジブリの宮崎駿監督作品は陰に多くの優秀な美術スタッフ、アニメーターがあるからこそ、観るものを圧倒するクオリティを持っているのだなあと納得。宮崎駿自身は確かに超人なのだろうけど、まさに一将功なりて万骨枯る、か。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2007年10月31日
読了日 : 2007年10月31日
本棚登録日 : 2007年10月31日

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