もしかしたら自分も人間も地球も宇宙も、本当はすべてを超越した誰かの幻想なのかもしれない……なんてことを考えてしまった。いやー、SFの名作はこんな面白いのか!
映画を見たら小説は読まない、原作を読んだら映画を観たくない私だが、この作品に限っては映画と小説セットで勧められるくらい、映画(映像)と小説(文学)がそれぞれの役割を見事に果たしている。
それにしても、HAL9000(人工知能)と乗組員のやりとりの部分はトラウマになりそう。人間より人間味のあるコンピュータってのも恐ろしいなあ。
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年5月27日
- 本棚登録日 : 2010年5月26日
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