寒い国から帰ってきたスパイ (ハヤカワ文庫 NV 174)

  • 早川書房 (1978年5月1日発売)
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本棚登録 : 967
感想 : 92
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ジョン・ル・カレを読まずして旅立つことはできないのだよ諸君

ただ、ひとつだけ告白しておこう
ずっとジョン・カレ・ルだと思っていたよ
バーモントか!

はい、スパイ小説の教科書と言っても過言ではない『寒い国から帰ってきたスパイ』です
1961年刊行でイギリスとアメリカの最優秀ミステリー賞を同時受賞した傑作であります

いやー、こっち側もいいですなぁ
巻末の解説にもありますがいわゆるスパイ小説というのは「超人的な能力の持ち主である主人公が、《手に汗握る危機一髪》的な事件で活躍する《神話》であった」のに対して本作は圧倒的なリアリズムを持ってスパイの世界を描いているんですな

そしてもちろん、それだけでは英米同時受賞なんてことにはならないわけで、とんでもないどんでん返しとスパイの世界を象徴するような結末が待っているわけです

いやー、ジョン・カレー・ルー(開き直った)おもろいわ!
スパイ小説、どっち側もおもろいわー!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ジョン・ル・カレ
感想投稿日 : 2023年7月14日
読了日 : 2023年7月14日
本棚登録日 : 2023年7月11日

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コメント 6件

1Q84O1さんのコメント
2023/07/14

ジャワカレー派かな♪

ひまわりめろんさんのコメント
2023/07/14

バーモント中辛一択です
むしろバーモントはもはや和食

1Q84O1さんのコメント
2023/07/14

中辛だと!?
ひま師匠やりますな!
私、お子ちゃまなので甘口です(*´﹃`*)
けど、最近いろいろとブレンドされて辛くなってきている٩(๑`^´๑)۶

ひまわりめろんさんのコメント
2023/07/14

まぁ大人の男は中辛ですよ
これがハードボイルドですよ

1Q84O1さんのコメント
2023/07/14

大人の中の大人の男、ハードボイルドの上を目指して辛口で攻めますよ( ̄ー ̄)ニヤリ


けど、辛いの嫌いなんだよなぁ…

ひまわりめろんさんのコメント
2023/07/15

わいも辛いのダメ
ほんとは嫁や娘は辛口がいいんだけどお父さんが辛いのダメだから妥協して中辛が真相
ごめんなさい、ちょっと見栄はっちゃいました

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