〜あの人、誰よりも強かったもの。それに、誰よりもやさしかったですよ。強くてやさしいのって男の値打ちじゃあないですか。ほかに何があるってんです。
あの人はね、まちがいだらけの世の中に向かって、いつもきっかり正眼に構えていたんです。その構えだけが、正しい姿勢だと信じてね。〜
新撰組隊士 吉村貫一郎 その生涯を彼にゆかりのある人たちのひとり語りによって形づくっていく
多くの読者に馴染みのあるであろう人物、あの斎藤一が登場し語り始めたところで上巻は幕を閉じる
んんんん、うまい!この引っ張りかた
そして最大の謎は聞き手が誰なのかというところだと思う
小出しにされてるようでもあるが、見当もつかない
これが明らかになったときにぐわわわわ〜んってのが来るんだと思われる
ぜんぜん見当違いのこと言ってたら恥ずかしいけどぐわわわわ〜んに備えておこう!
気を抜いたらやられる!
(いや、そもそもぐわわわわ〜んって何よ!)
いざ、尋常に下巻へ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
浅田次郎
- 感想投稿日 : 2022年9月12日
- 読了日 : 2022年9月12日
- 本棚登録日 : 2022年9月8日
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コメント 2件
みんみんさんのコメント
2022/09/12
ひまわりめろんさんのコメント
2022/09/12