自分には敷居が高いと思っていたけれど、不思議なことにページをたぐる手が止まらなかった。
言葉のひとつひとつの意味は咀嚼できなかったけれど、山や花や鳥といった自然界の有様を、日本語という表現手段で、ひとつひとつ丁寧にはたを織るように描き出しているようでした。
それがまるで森林浴でもしてるかのような心地よさを呼んでいる。
それは絵画のようでもあり音楽のようでもあり。
これは小説を読むというより体験に近かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年11月15日
- 読了日 : 2022年11月15日
- 本棚登録日 : 2022年11月2日
みんなの感想をみる