夢で見たことの断片を繋ぎ合わせたようなシュールでコミカルでちょっとエロい大人の寓話のよう。
箱男は社会に属することを放棄した観察者である。
何者でもないところは、Twitter など匿名性の高いSNSにも似てるかも?
映画化されると知って原作読みましたが、これをどう映画化するのか想像がつきません。薄暗く殺伐とした風景しか見えなかった。
自分も箱の中にいるような閉塞感と不可解な展開に呑まれてじっとり汗をかき、ぐったり疲れてしまった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年7月14日
- 読了日 : 2023年7月14日
- 本棚登録日 : 2023年7月12日
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