20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

著者 :
  • 星海社 (2012年1月26日発売)
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本棚登録 : 5343
感想 : 337
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自分が書いてる文章、読み返すと気持ち悪く、読めたものじゃない…。伝わる文章を書く姿勢改めたくて再読。

難しく考えすぎず、上手く書こうとせず、まず「相手に伝える」基本姿勢を整えようと思う。

私は専門知識ないし、得意もなくて死にた~と思ってた。ブログに必要な権威性もないし、ライターするにも専門性がない…。そんな時著者の古賀さんは「何者にも染まらない素人でいることが、僕にとって最大の強み」と言いきってあて、すごい勇気でた。
クソ素人でも、学んだことをまだ知らない人が理解できるように、自分のことばで書けばいい◎

そんな心構えをガイダンスとし、伝わる文章の基礎やコツを詳しく書いてある本。一気に全部は無理だから1つずつやってみる。

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・書こうとするより「翻訳」
→外国語のような専門用語を、未知の人にどう伝えるか。
→分からないことがあればかく。自分の言葉に翻訳。解を得るために書き、解が分からないから書く。

・文章は論理展開で決まる
→接続詞を意識。論理破綻してないか?確認
→断定

・マトリョーシカ
主張(大)、理由(中)、理由補強の客観的事実(小)

・構成は眼で
→図解してみる。なぜ?を随所で。やじるしで論理確認

・読者と同じ椅子に座れ
→誰かに何かを伝えたい、そのために書くんだから読者を忘れない
→読者への説明怠らない(翻訳の意識)
→読者はどんな姿勢で読んでる?

・生理的に嫌いな文章に注目
→わがままで感情的な読者になる

・細部ほど手を抜かない、小さな嘘をつかない
→自分が理解していることだけ書く。それ以外書かない

・起転承結、主張→反論→再反論

・編集作業ちゃんとする
書く前の構成。いらんとこ切る

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年3月12日
読了日 : 2023年3月12日
本棚登録日 : 2023年3月12日

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