御当家七代お祟り申す 半次捕物控

著者 :
  • 講談社 (2010年7月22日発売)
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本棚登録 : 50
感想 : 11
5

シリーズ中一番と言っていいほど、良かった。
江戸時代は庶民派力もなく弱い身分であったが、
こと心に思うことあれば、川柳をはじめ、言葉で抵抗した。
言葉や噂で出回る風評には大名も屈することもあったようだ。

武田信玄の血筋を組む柳沢吉保の子供吉里の家老、
武田阿波らが、吉里の妾に翻弄され、切腹に追いやられた事件の恨みで7代にわたって恨む、、という張り紙。
東海道を毎年通る藩主が色々なシチュエーションで
狙われる。

血眼になって探すが。。。


役者が揃っての物語は実に面白い!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年8月16日
読了日 : 2019年8月16日
本棚登録日 : 2019年8月14日

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