怒涛の展開である。まさかこの漫画がこんな悲しい展開になるなんて思わなかった。思えば、一巻からは大きく様変わりしている。妙にテンションの高いキャラクターたちのドタバタ恋愛劇から、「自分はどう生きるべきなのか?」と、キャラ自身の悩みを通して読み手に生きる意味を考えさせる話に昇華されている。素直に、見事だと思う。
相手に側にいることだけを求める森田と、
相手が好きなことを支えたい先生と、
相手に自分が思うだけ尽くしてあげたい竹本。
誰も間違っていない。誰も悪くない。
みんなそれぞれに、一生懸命生きてるだけなのだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年5月26日
- 読了日 : 2019年5月12日
- 本棚登録日 : 2019年5月12日
みんなの感想をみる