ストーリーとしては真犯人がある程度推測できてしまうこと、主人公の仁のキャラクターに感情移入できない(行動や考え方に説得力が乏しい)のが残念でした。とはいえ、仁のような人間が多かろうこと、ホームレス、振り込め詐欺、闇サイトなどのダークな部分の描写は怖さを感じさせましたし、題名のハードラックと言う意味が祖母の自殺から来ていた(実際にはそれ以外の仁自身の生活も大きく変わってしまったという意味でハードラックだと思います)ことなど、引き込まれた部分もあったので、星3つとさせて頂きました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2018年4月27日
- 読了日 : 2018年4月25日
- 本棚登録日 : 2018年4月27日
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