ただただ、やるせない物語でした。
誰もが救われなかったですね。
石神の愛は、残念ながら自分には理解しきれませんでした。
そして、石神と対峙しなければならなかった湯川の心の内も、湯川自身が多くを語らない分、余計に読んでいて苦しかったです。
自分の中に、消化の出来ないものが残ってしまった様な感覚です。
東野圭吾さんの作品は、映像でいつでも観られるつもりで居たので、これまであまり手にとって来なかったのですが、じっくりと本で読みたい作家さんになりました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年4月6日
- 読了日 : 2021年3月15日
- 本棚登録日 : 2020年11月20日
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