傑作で有名なのに、よく知らずに読み始めた
インパクトがある作品
衝撃のラストシーン、疑問を残したまま終わる
ちょっと鳥肌もの。。。(;ω;)
連続もののTVがいいところで終わり、「続きは来週ー、また観てねーっ」って言われているのと同じ感覚(昭和か?笑)
この作品は三部作の第一弾で、話は第二弾『ふたりの証拠』に続くらしい
第二次世界大戦中に、ハンガリーの田舎町のおばあちゃんの家に疎開して来た双子の兄弟の話
生き抜く為に双子は毎日色々な『練習』をする
来る日も来る日も遊ばない、働く、『練習』をする
双子が客観的事実だけを日記に淡々と書いているのがこの『悪童日記』
戦争中の話だから、とても暗いし残酷
でもその日記が読みやすくて、感情や情景がしっかりと伝わってくる
面白いことにこの作品は誰の名前も出てこない
双子は『ぼくら』、おばあちゃんは『おばあちゃん』、従姉妹は『従姉妹』という様に名前が出てこなかった
だから名前を覚えなくてよかった
さあ、第二弾の『ふたりの証拠』も読まないと!
続きがどうしても気になる、そんな作品
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年3月1日
- 読了日 : 2023年3月1日
- 本棚登録日 : 2023年3月1日
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