狼花: 新宿鮫9 (光文社文庫 お 21-15)

著者 :
  • 光文社 (2010年1月13日発売)
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本棚登録 : 850
感想 : 59
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主人に薦められて読んだ小説。
新宿鮫シリーズは、遥か昔に読んだことがあるのですが、
今回の狼花は、非常に話が複雑で(?)私だけかもですが・・・。
何回も同じ行を読まないと理解が出来ないという・・・。
スリルは凄くあります。
中国人「明蘭」頭はいいはずなのに、男に翻弄されてしまい
本来の自分を見失ってしまう・・・。
私としては、最初の気持ちを忘れず深見さん一筋の明蘭でいて
欲しかった。
女性は、やっぱり優しく見守ってくれる男性より
少し荒っぽい男性が好きという事なのでしょうか・・・。
路線がずれてしまいましたが、最後までハラハラ・ドキドキ
させられる作品でした。
過去の新宿鮫シリーズを読み返そうかなと考え中です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ハードボイルド
感想投稿日 : 2010年11月21日
読了日 : 2010年10月30日
本棚登録日 : 2010年11月21日

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