いのちの初夜 (角川文庫 緑 83-1)

著者 :
  • KADOKAWA (1955年9月1日発売)
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「癩」の発病により二十一の時、東京都下東村山の癩療養所全生病院(当時)へ入り、わずか二十四で、腸結核によりその生涯を終えた北條民雄。その入院最初の一日を書き記した「いのちの初夜」で記録されている一人ひとりの姿を、同じ年頃に目の当たりにし、そこで生きた彼のことを、なんとも言えず。「患者」を記すその表現からは、その若さが所以の、ウチともソトとも言えない立ち位置からの思いが感じられる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年1月2日
読了日 : 2017年1月2日
本棚登録日 : 2017年1月2日

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