沈みゆく大国 アメリカ 〈逃げ切れ! 日本の医療〉 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2015年5月15日発売)
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メインはオバマケアです。
崩壊するアメリカの医療現場がリアルに描かれています。
本当に読んでいて、恐ろしくなります。
これが世界一の経済大国アメリカの医療や保険の現実なんです。1%の超富裕層のために、医療と保険が食い物にされている現実を突きつけられました。私は少なくとも、絶対にアメリカには住みたくないと思いました。
そして、日本も決して他人事ではなく近い将来同じようになるのでは?という危機感を持ちました。

前も書いたかもしれませんが、アメリカの今を知るには、堤未果氏と町山智浩氏の著書で事足りると思っています。
それ程秀逸な著書の数々です。

おすすめ
堤未果氏
「ルポ 貧困大国アメリカ」
「ルポ 貧困大国アメリカⅡ」
「(株)貧困大国アメリカ」

町山智浩氏
「教科書に載っていないUSA語録」
「99%対1%アメリカ格差ウォーズ」
「底抜け合衆国新版」
「アメリカは今日もステロイドを打つ」
「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年4月21日
読了日 : 2016年2月11日
本棚登録日 : 2016年2月7日

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