私のパトリシア・コーンウェルの読書歴は変則で、まず手元にあった4作目「真犯人」でその構想力とストーリーテリングの巧みさに感心して、次にデビュー作にしてミステリー賞4部門制覇という「検死官」でその実力を再確認し、そして2作目の本作へと続きます。
結論から言うと、前2作と比較して(期待値も高かった分)大きく期待外れな内容でした。特に、伏線回収の強引さやラストの主人公の行動などかなりストレスのたまる展開で興ざめしてしまいました。
また、本書は1992年第3刷ですが、P240に校正ミスがあります。「マーティニ」→正解「マティーニ」
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- 感想投稿日 : 2022年12月15日
- 読了日 : 2022年12月15日
- 本棚登録日 : 2022年12月15日
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