叔父さんのキャラクター性がとても良かった。
たまにキザなところや、強引だが考えられた話術など面白い。逆に、叔父さん登場までの50ページほどは退屈だった。また、今作のタイトルのつけ方が上手いなと思う。
落ちはベタであったし、犯罪を企てるまで思い詰めなくとも、話してみれば案外あっさり解決したのではないかなと、主人公と共に思った。
叔父さんのキャラクターが好きなので、また続編も読みたいと思わせる。
しかし、最後の最後であの手品演出はやり過ぎかな。恋の相談にのってあげるのは面白かったけど。
映像化を見越した演出的落ちに感じてしまった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月9日
- 読了日 : 2024年2月27日
- 本棚登録日 : 2024年2月7日
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