ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

著者 :
  • 光文社 (2020年11月30日発売)
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本棚登録 : 7255
感想 : 718
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叔父さんのキャラクター性がとても良かった。
たまにキザなところや、強引だが考えられた話術など面白い。逆に、叔父さん登場までの50ページほどは退屈だった。また、今作のタイトルのつけ方が上手いなと思う。
落ちはベタであったし、犯罪を企てるまで思い詰めなくとも、話してみれば案外あっさり解決したのではないかなと、主人公と共に思った。
叔父さんのキャラクターが好きなので、また続編も読みたいと思わせる。
しかし、最後の最後であの手品演出はやり過ぎかな。恋の相談にのってあげるのは面白かったけど。
映像化を見越した演出的落ちに感じてしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月9日
読了日 : 2024年2月27日
本棚登録日 : 2024年2月7日

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