ソウルケイジ (光文社文庫 ほ 4-3)

著者 :
  • 光文社 (2009年10月8日発売)
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本棚登録 : 9841
感想 : 799
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続けて読了。さらっと読める本は時間をもてあましている人間には非常にありがたいものです。

敏腕警部補の姫川玲子が今回担当するのは手首だけが発見された奇妙な死体遺棄事件。
警察は殺人事件として捜索を始めるものの、被害者はおろか容疑者の発見すらままならない。
なぜ現場には手首しかなかったのか?事件の裏側に隠された衝撃の事実とは?

前作よりもこちらの方がおもしろかったと思います。
全編通して家族の大切さをテーマにしているような描写が多く、心に染みいる部分が多かったです。
相も変わらずぎくしゃくしている姫川の恋にもそこそこ(?)の進展があってよかったです。
なんとなく井岡が今後頭角を現してくるんじゃないかという気がびんびんしていますが、後ほどの楽しみとしておきましょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー小説
感想投稿日 : 2012年12月16日
読了日 : 2012年12月16日
本棚登録日 : 2012年12月16日

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