あらすじに惹かれて借りてみました。
終始少女漫画のような感じで、ニヤけずに読むのが大変でした。もう成人したいい歳の男女2人がこんなに甘酸っぱくてキュンキュンする恋をしている様は羨ましかったです。
心ときめくストーリーが続き、結末が全く予想できず、このまま最後までほんわか終わると思っていたら大間違いでした。
あらすじには、「ハッピーエンド」と書いてありましたが、私は人によって意見がわかれるかなと思いました。(個人的には、あまりハッピーだとは思えませんでした。)
ただ、真緒と過ごした何気ない日々の思い出の尊さが感じられるとても良い作品だったと思います。浩介も度々回想していましたが、どんな場所でもさして関係なく、「真緒がいる」ということが1番大事。こんなふうに思える誰かと出会い、人生を歩んでいった2人を見ていると、憧憬の思いがが募りました。ちゃんと「ごめんなさい」をお互い言えるというのもいいなと思いました。
小説でこんなにキュンキュンさせられたのは初めてかもしれません。2人のせいで私の理想像が高くなってしまいそうです( ̄▽ ̄;)
結末が少し寂しくて、評価は星4に落ち着いていますが、皆さんにはぜひ一度は読んでほしい小説です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月16日
- 読了日 : 2024年3月16日
- 本棚登録日 : 2024年3月16日
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