広い草原に、ライオンがただ一頭という冒頭。災害、それとも人間による破壊があったのでしょうか。そんな生命感の乏しい場所で、出会ったライオンとヨナキウグイスの、おそらく束の間の友情。「夢十夜」の女のように「100年たったら」という約束が、ずっと続いていくのですね。命には限りがあるけれど、輪廻を信じて生きたくなります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2024年1月11日
- 読了日 : 2024年1月11日
- 本棚登録日 : 2023年12月15日
みんなの感想をみる