言葉を大切にされる二人の
往復書簡は、何より
美しい日本語に身を浸すようで
読んでいて、心洗われる。
文化について、
言葉について、
さまざまな視点から
考え、交わされる想いのやりとり。
「言葉というものは、
人から与えられるものじゃなくて、
自分の中にすでに宿っている
それを発見していく営みなんだ」
という一節。
しかし、与えられた言葉によって
自分の中に言葉や思考が培われ、
より充実し、豊かなものになるのだ。
読後、そう思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2022年9月3日
- 読了日 : 2022年9月3日
- 本棚登録日 : 2022年9月3日
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