軍師の門 上 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2011年12月22日発売)
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本棚登録 : 546
感想 : 39
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■豊臣秀吉の2人の軍師、竹中半兵衛と黒田官兵衛の物語。
■2011年12月初版、2022年9月第15版。11年かけて14回版を重ねているので、およそ1年に1回重版出来となっている計算。細々と売れ続けている。
■装丁は曽我蕭白の獅子虎図屏風の右隻の唐獅子。実は蝶に驚いて吠えている。この絵と内容が一致しているのか、読者の想像を掻き立てる。
■この上巻は竹中半兵衛の活躍が光る。軍師の策謀は常に歴史の荒波の下に隠れてしまい、将の手柄となってしまう。豊臣秀吉の手柄話のうちどこまでが半兵衛の献策によるものか、想像するだけでも楽しい。
■火坂流なのかわからないが、歴史の教訓というのはあまりなくて、ストーリー性が重視されている印象。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史・教養
感想投稿日 : 2022年10月26日
読了日 : 2022年10月26日
本棚登録日 : 2022年10月26日

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