店主の種市の過去が明かされる話しが、やはり印象に残った。それと美緒の結婚。好きな人と添い遂げて欲しかったのだが、女権の弱い江戸時代では店の存続、家が大切。やはり、こうなるのかと思った。作者が、その気持ちを澪に代弁させて雨音で表現したところに文学性を感じた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年9月19日
- 読了日 : 2019年9月19日
- 本棚登録日 : 2019年9月19日
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