名前探しの放課後(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2010年9月15日発売)
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本棚登録 : 9108
感想 : 731
5

ええー!?そういうことっ?!
ってすごくびっくりで、
読み終えてすぐ上巻を読み返したけど、
よく分からず、

え、秀人の能力でかかってしまった未来?
現実になりそうで、
ならなかったのは、
いつかが一生懸命になって
人生が寂しくならなかったから、
だからおじいちゃんも留まったし
自殺も起こらなかったのかな?

メジャースプーン読んでたし
ちらっと調べちゃったから、
メジャースプーンの「ぼく」が秀人なんだろうとは思っていたけど、
声の力が出てくるのを楽しみにしていたんだけれど、
「ぼく」がだいぶ変わっちゃってたようにも思っちゃったし、
なかなか力が出てこんなーとは思っていたけれど、
まさかこうとは。
あんな言い方でも発動しちゃうのね。

もちろん、河野とハルくんのことも素直に騙されていたし、バイクの免許も消防車もそういうことかとは見事で、いやー、すごい巧妙でしたわ。

ストーリーもすごくよかった。
おじいちゃんの病室でのシーンはめちゃくちゃ泣けたし、
河野のために必死になっていたところは、
こうやって絆ができていくのすごくいいなぁと思ったし。

下巻は一気読みでした。

理帆子がでてきたのも良かった。
郁也と父も。
チヨダコーキも。
ふみちゃんもあんなに回復してて。
タカシとかトモとかはほとんど忘れてたからもう一回
「メジャースプーン」読みたい。

サクラ咲くとも繋がってるのかな?
タイムマシンの自由研究

辻村深月さん大好きです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月2日
読了日 : 2022年10月2日
本棚登録日 : 2022年10月2日

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