丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記 5 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2013年6月26日発売)
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国を陰で支えている人々に焦点を当てた短編集。慶・雁・柳の国が描かれる。「丕緒の鳥」がヒューマニズム的で好みだった。「風信」は牧歌的で、民の日常の小さな幸せを掬い上げている一方、「落照の獄」では残虐な殺人事件に傾国のさまを重ねて見事に描いた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月15日
読了日 : 2022年8月15日
本棚登録日 : 2022年8月15日

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