3+
以前『〜童心』を読んだときもそうだったのだが、文量の割に読むのに時間がかかる。婉曲的な表現が多く、初見でサッと理解するのは難しい。冒頭の「グラス氏の失踪」がアレのパロディっぽくて、ニヤニヤしながら読み進めたのだが、気楽に読めたのはそこまで。「ペンドラゴン一族の滅亡」などは、意味不明な行動が盛り込まれたりして、更に何がどうなっているのかよくわからず、何度も文章を行ったり来たり。最後まで読めばなる程合点がいくのだが、そこに辿り着くまでに苦労させられるせいか、感じる面白さはだいぶ減らされているような気がする。再読時には余裕で読み進めて楽しめるかも?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年12月5日
- 読了日 : 2012年12月5日
- 本棚登録日 : 2012年11月30日
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