トンカチと花将軍 (福音館文庫 物語)

  • 福音館書店 (2002年6月20日発売)
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本棚登録 : 75
感想 : 11
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子供のころ読んで、すごく面白かった記憶はあるが、ヨジゲンというシャム猫が「ぼくのシリカゲルは?」と言ってるシーンしか覚えておらず、(シリカゲルという言葉がすごく印象的だった。それまで、シリカゲルというものを意識したことがなかったし。)数十年ぶりに読み返した。
読んでみると、ああそうだった、と思う。
キャラクターがユーモラスで独特。全体に奇妙で明るいのがいい。
名前も少年がトンカチ、犬はサヨナラと秀逸。舟崎克彦の代表作。
空き地やダイヤル式電話が出てくるけど、いまの子供でもそれほど違和感なく読める。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年5月10日
読了日 : 2013年5月9日
本棚登録日 : 2013年5月10日

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