証拠死体 (講談社文庫)

  • 講談社 (1992年7月3日発売)
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本棚登録 : 1132
感想 : 74
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本を読む時間がないなかでこまぎれに読んだ。
ので、ストーリーの展開についていけず、前に戻ったりしてかなり詳しく読み込んだ。
むむむ、記憶力の減退かな?

私はすじが呑み込めてないで読むのは嫌いだ。ミステリーならなおのこと。
だからわからないと繰り返し戻ってしまう。

しかしよーくわかった面白いストーリーをネタバレするわけにいかない、つらいとこだ。
ブログでの感想の限界、キャラクターの動静で我慢するしかない。

バージニア州検屍官、ケイ・スカーペッタにはせつない別れをした恋人がいた!
シリーズ第一作「検屍官」は確か元夫も怪しかったが、今回もだよ!

相変わらず相棒といえる警部補のピート・マリーノの「やにっこさ」も満開で、笑わせてくれる。
ケイが活躍、活動する場面で出逢う人達の人物像がよく描けていて印象深い。

科学的で医学で冷静な検屍官であるべきケイも、冷徹になりきれない一人の女性。

美人の売れっ子作家が惨殺され、残った作品があるのかどうか?
というテーマは本の作品をこよなく愛する読者にとって、わくわくするストーリーである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2006年
感想投稿日 : 2021年9月1日
読了日 : 2006年2月8日
本棚登録日 : 2021年9月1日

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