東洋思想に通ずるヘッセの織りなす人生探求の物語。禁欲的な修行を重ねた賢者シッダルタは、内なる声に従い世俗へくだる。心の渇きを潤すのは、官能の喜びか、富か、逸楽か。知識としてではなく、直接の体験として、絶望を知らなければならないという教えに心を打たれた。
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- 感想投稿日 : 2022年8月12日
- 読了日 : 2022年8月12日
- 本棚登録日 : 2022年8月12日
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